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その他離婚に関すること

離婚取消について

一旦は協議離婚をしたものの、その協議の際に相手方が嘘をついていた、あるいは相手方から恐怖心を与えられて離婚協議書に同意をしてしまった、と言う場合、その離婚の効力はどうなるのでしょうか。 離婚の取消 民法は、「詐欺・強迫による協議離婚の取消」という制度を設けています。民法764条が準用する民法747条が該当する条文です。 民法 (婚姻の規定の準用) 第七百六十四条 第七百三十八条、第七百三十九条及び […]

離婚事件の難しさと指針

令和元年の離婚件数は20万件を超えており、離婚は身近な法律問題となっています。 もっとも、離婚は、夫婦のあり方の多様性や離婚する人自身の性格などに左右されるため、対処方法がマニュアル化することが難しい分野であるといえます。 また、一般的な法的問題は、交通事故等の過去の出来事を扱うことに対し、離婚は、夫婦関係という現在進行形・子の養育費や親権といった未来形・離婚にともなう当事者間の感情的な対立などを […]

国際離婚 Divorce in Japan

法律コラム(Juridical columin: Layer in Kitakyushu) ひびき法律事務所(Hibiki law office) Link:Types of divorce in Japan Link:About Hibiki Law Firm 日本における離婚方法について 日本で離婚するには3つの方法があります。 ⑴協議離婚:両者の合意により離婚する方法 ⑵調停離婚:家庭裁判所 […]

協議離婚の無効と追認

協議離婚を成立させるためには、当たり前の話ですが、当事者間に離婚の意思があることが必要です。 当事者間に離婚の意思がなければ、協議離婚は成立しないので、離婚の意思がないまま勝手に離婚届が提出された場合、離婚は無効となります。 この点について、最高裁判所昭和53年3月9日判決は、当事者の意思に基づかない離婚届が受理されたことによる協議離婚は当然に無効である旨判示しています。 離婚意思の内容 では、こ […]

離婚の有効・無効を争う手続き(離婚無効調停・離婚無効訴訟)

協議離婚は、戸籍法の定めるところにより、届け出をすることによって、その効力を生じます。 要は、離婚届けを管轄の市区町村役場に提出することで、離婚が成立するのです。 ところが、市区町村役場は、離婚届の受理に際して、真に離婚意思に基づいて離婚届が作成されているか、勝手に作成されていないか、といった点は審査しません。 そのため、勝手に作成された離婚届でも受理され、戸籍には協議離婚と記載されます。 離婚意 […]

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