河原一 雅弁護士が独立致しました。

ご挨拶

謹啓　桜花の候　皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
　さて平成１４年４月より２０年に亘り当事務所にて執務して参りました河原一雅弁護士がこの度独立し、新たな事務所を開設することになりました。
　山上と河原弁護士とは年齢的にも近く、全幅の信頼を寄せるパートナーでしたし、当事務所のメンバーとなる以前から、証券弁護団や霊感弁護団など消費者事件、大型倒産事件などにも一緒に取り組んできた仲でした。
　しかしながら、河原弁護士自身の意向もあり、当事務所を離れるのは残念ですし、寂しくもありますが、送り出すことに致しました。
　これまでの河原弁護士に対して頂戴いたしましたご厚誼に、心から感謝いたしますとともに、今後とも同弁護士に対する倍旧のご支援を賜りたく何卒宜しくお願いする次第です。 謹白

謹啓　皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
　さて、私は、山上弁護士からのお誘いで２００２年４月以降、ひびき法律事務所で執務してまいりましたが、この度、当事務所を退所することとなりましたので、ひとことご挨拶申し上げます。
　弁護士登録後は、現在死語となりつつある手形を利用した商工ローン被害、金融商品取引法成立前の商品先物やワラント債等による金融商品による被害といった消費者事件、数百人以上の債権者のある倒産事件や高齢者、障がい者の権利擁護に関わる仕組みづくり等、幅広い法律問題に関わってまいりました。この間の時代の流れはとても速く、当初は肩掛け式の携帯電話や段ボール箱程の大きさがあったワープロ専用機が登場したばかりでしたが、その後のインターネットの普及と半導体の進化等による目まぐるしいＩＴ化とともに情報が溢れる社会に身を置きながら、阪神淡路や東日本大震災さらには新型コロナ禍で価値観の変化も経験し、このあたりで本来業務に一区切りをつけることといたしました。
今後は、登録自体は維持しつつ、生きづらさを抱えている人たちを支援している団体や個人を法的に支援する活動を行っていきたいと考えています。
これまでのご交誼に心から感謝申し上げますとともに皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

令和４年４月吉日